2025/03/10

Taiwan Today

経済

台南市の黄偉哲市長、熊本市内で開かれた「御嵿台湾祭」でトップセールス

2024/09/02
台南市の農水産品や特産品などを日本の消費者にもっと知ってもらうため、台南市農業局は8月31日と9月1日の両日、日本の熊本県熊本市で開かれた台湾フェア「御嵿台湾祭」に出展した。写真は訪れた人に試食を振る舞う台南市の黄偉哲市長。(台南市)
台南市の農水産品や特産品などを日本の消費者にもっと知ってもらうため、台南市農業局は8月31日と9月1日の両日、日本の熊本県熊本市で開かれた台湾フェア「御嵿台湾祭」に出展した。台南市の黄偉哲市長も自ら会場を訪れ、訪れた人々に試食を振る舞ったり、メディアに対して台南産の農水産品をアピールするなどした。このイベントは、台湾企業の御嵿国際股份有限公司(TOPLUS GLOBAL)が企画・主催した。
 
台南市の黄偉哲市長は挨拶で、世界最大の半導体企業、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本工場開設がこの地域にもたらす経済効果は大きく、今回のイベントで台南産の物産の情報を現地に直接伝えることができることを喜んだ。黄市長はまた、会場には台南市のものだけでなく、台湾各地の有名な食品ブランドなどもブースを出しており、今回のイベントによって日本での知名度を高めることができるだろうと述べた。
 
台南市農業局によると、このイベントには台南から、一口からすみやミルクフィッシュ(サバヒー)の魚肉でんぶを提供する鮮饌国際有限公司、ノンシュガーのアップルマンゴーのドライフルーツを提供する盛達珍企業社、はちみつとザボンのドリンクなどを提供する麻豆区農会(農協)、トマトのドライフルーツを提供する塩水区農会、ドライフルーツ(マンゴー、グアバ、パイナップル)を提供する玉井之門食品有限公司、三色玄米ウーロン茶や黒豆茶を提供する蔴鑽農坊、「魚酥」と呼ばれるスナック菓子などを提供する台南市区漁会(漁協)などが参加した。
 
台南市農業局は、今後も日本で同様のイベントに参加することに意欲的で、民間業者と連携して台南の優れた農水産品や特産品を海外市場にアピールしていきたいとしている。
 
 

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